きそのページ

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ここでは現代の日本の情報社会・文化を若者をターゲットに取り上げていきます。

インターネットへ簡単にアクセスできる時代に


ここ数年で日本のインターネット利用者は爆発的に増え、平成25年度には1億人を突破しました。


 その背景には家庭への高速通信回線の普及や、タブレット・スマートフォンなどによるインターネットへのアクセス手段の増加などがあります。
今ではさまざまものがネットワークでつながり、私達の暮らしにはなくてはならない存在となっています。


世代別利用者割合

世代別の利用者層を見てみるとほとんどの年齢層で半数以上の人がインターネットを利用しており、10~40代では90%以上の人が利用しています。
6~12歳でも60%以上の人が利用しており、若い層を中心に様々な世代で使われています。

総務省平成26年度情報通信白書より引用   http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc253120.html

若者のネット炎上

 ここで私が取り上げたいのは10~20代の若いインターネットユーザーのリスク認知についてです。
スマートフォンの急速な普及によってインターネット使用難度の低下や、小学生をターゲットにしたyoutuberの流行などにより、若年層の顔出し・個人情報をオープンにした活動が増加しました。
それと同時にネット上での炎上事件も増加し、個人情報拡散やいたずら、脅迫などの被害が発生しています。

なぜ炎上するのか

 炎上した案件の殆どが、自ら発信した情報が原因となっています。違法行為や犯罪自慢などを日記や仲間相手の感覚で世界に発信してしまい炎上するケースが大半です。
犯罪や違法行為は決して許される行為ではありませんが、少し知識があれば世の中を必要以上に騒がせることはなかったと思います。
インターネット利用のリスク認識の甘さがほとんどの炎上の理由でしょう。

便利になった情報社会は、その代償に忘れられる権利を失うことになりました。
インターネット上での炎上・不祥事は一生ネット上に残り続けることになり、それはまだ未来のある若者とって非常に重い足枷となってしまいます。


新たな犠牲者を増やさないために

インターネットの普及はとても早く、利用者の教育が追いついていません。
情報社会の今、インターネット上での失敗は自分に大きな傷を残すことになります。
インターネットを使うのであれば年齢を問わずリスクを利用者自身がしっかり認識しなければなりません。


インターネット教育

インターネット教育はその環境を与える人間が教育するのが望ましいと私は考えています。
インターネットは適切な知識があれば体格や年齢に関係なく利用することができます。そのための教育が非常に大切です。
環境を与える人間が十分な知識を持ちリスクを理解した上で使わせる。学校に任せっきりにするのではなく
与える人間が責任をもって指導しましょう。環境を与える人間が、その中で一番詳しくあるべきです。